うなぎ筒や仕掛けを毎日確認しているのに、なかなかうなぎが獲れない。そんな悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
うなぎ漁は、ただ仕掛けを置けば獲れるというものではありません。仕掛ける場所や餌、水の流れ、天候など、さまざまな条件が関係します。
私は、うなぎ漁に携わってきましたが、うなぎが獲れないときは、仕掛けを増やすだけではなく、獲れない原因を考えることが大切だと感じています。
この記事では、うなぎが獲れない主な原因と対策を、うなぎ漁の経験を生かして解説します。
うなぎ筒を使っている方や、川でうなぎを獲りたい方は、ぜひ参考にしてください。
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うなぎが獲れない原因4選
うなぎが獲れないときは、まず仕掛けや漁場の状態を確認してみましょう。
原因① 仕掛ける場所が合っていない
うなぎが獲れない原因のひとつが、仕掛ける場所です。
うなぎが通りそうな場所に仕掛けても、実際にうなぎが移動していなければ、なかなか獲れません。
川の中でも、水深や流れ、底の状態は場所によって違います。石や障害物の周辺、岸際など、うなぎが身を隠せる場所があるかどうかも確認したいポイントです。
いつも同じ場所に仕掛けて獲れない場合は、周辺の条件が異なる場所と比較してみるのも方法です。
原因② うなぎ筒の置き方に問題がある
うなぎ筒は、必ず下流に向けて設置してください。
設置する場所だけでなく、置き方も確認したいポイントです。
流れが強すぎて筒が安定していなかったり、筒の入口が泥やゴミでふさがれていたりすると、仕掛け本来の働きを妨げる可能性があります。
仕掛けを回収したときには、筒の入口や内部の状態、設置したときから変化がないかを確認しましょう。
原因③ 餌がその場所に合っていない
餌を使う仕掛けでは、餌の種類だけでなく、生き餌であれば生きているかも確認する必要があります。
また、その川に居る魚やザリガニなどを使うと効果的です。
餌を交換しても獲れない場合は、餌だけが原因とは限りません。仕掛ける場所や水の状態もあわせて見直すことが大切です。
原因④ 水位や天候が変化している
川の水位や流れは、雨や天候によって変化します。
水位が大きく変わると、うなぎの移動する場所や、仕掛けの設置状態にも影響することがあります。
昨日まで獲れていた場所で急に獲れなくなった場合は、最近の雨や増水、水の濁りなどを確認してみましょう。
増水時は無理に仕掛けを確認せず、安全を優先してください。
うなぎ筒にうなぎが入らないときの対策
うなぎ筒にうなぎが入らないときは、やみくもに仕掛けを増やすよりも、ひとつずつ原因を確認することが重要です。
まずは次のポイントを確認してみましょう。
- 筒の入口が下流側に向いているか
- 海に繋がっているか
- 石が多い場所に仕掛けているか
- 雨の前日に仕掛けるように意識する
- 仕掛ける場所を変える必要がないか
特に重要なことは赤太文字にしました。
一度にすべてを変えると、何が原因だったのか分かりにくくなります。
場所や餌などをひとつずつ見直し、獲れ方の違いを記録しておくと、次の漁にも生かしやすくなります。
餌を変えるとうなぎの獲れ方は変わる?
うなぎ筒漁では、餌選びも気になるポイントです。
ただし、特定の餌を使えば必ずうなぎが獲れるというわけではありません。漁場の条件や季節、仕掛けの状態なども関係するためです。
餌を変えるときは、種類だけでなく、その漁場に生息している餌を使いましょう。
餌を選ぶときのポイント
- その場所に生息している餌か
- 過去にその餌でとれたことがあるか
- 容易に入手できるか
- 地域の漁場で使われている餌か
複数の餌を試す場合は、仕掛ける場所などの条件をなるべくそろえて比較すると、違いを確認しやすくなります。
餌や仕掛け用品を探している方へ
うなぎ漁で使用する餌や仕掛け用品は、釣具店やネット通販でも探せます。
普段使っているものに加えて、交換用の針や糸などを準備しておくと、道具のトラブルにも対応しやすくなります。
仕掛けを回収するタイミングは?
うなぎ筒をいつ回収するかも、うなぎ漁で気になる点です。
私は、雨の前日に仕掛けて大体3日前後で回収します。
大切なのは、毎回同じ日数で回収するだけでなく、仕掛けを置いていた間の水位や天候なども確認することです。
回収したときには、うなぎが入っていたかどうかだけでなく、どんな条件でどのくらい取れたかなど、を記録しましょう。
こうした記録を残すことで、どのような条件のときに獲れたのかを振り返りやすくなります。
なお、仕掛けを設置・回収する際は、地域の漁業権や漁具・漁法の規則を必ず確認してください。
同じ場所なのにうなぎが獲れなくなる理由
以前はよく獲れていた場所なのに、急に獲れなくなった。このようなこともあります。
考えられる原因には、次のようなものがあります。
水の流れが変わった
雨や増水などによって、川の流れや底の状態が変化している場合があります。
以前と同じ場所でも、周囲の環境が変わっていないか確認してみましょう。
季節によって状況が変わった
うなぎの活動や移動は、水温や季節などの影響を受けます。
以前獲れた時期と現在の条件が異なる場合、同じ場所に仕掛けても同じ結果になるとは限りません。
仕掛けの周辺環境が変わった
土砂がたまったり、草やゴミが増えたりすると、仕掛けの状態が変わることがあります。
以前と現在の状況を比べながら、必要に応じて設置場所を見直しましょう。
うなぎ漁で役立つおすすめ道具
うなぎが獲れない原因を調べるときは、うなぎ筒そのものだけでなく、周辺の道具を見直すことも大切です。
もっと詳しく紹介している、うなぎの釣り方や仕掛けは、▷▶▷こちらをクリック
うなぎ筒・仕掛け用品
筒の破損や入口の返し部分の状態を確認し、必要に応じて交換できるようにしておきましょう。
ロープ・固定用品
仕掛けを設置する際に使用するロープなどは、用途や使用環境に合ったものを選ぶことが大切です。耐久性や水に濡れたときの扱いやすさも確認しましょう。
ヘッドライト・防水ライト
暗い時間帯に作業する場合は、手元や足元を照らせるライトがあると便利です。防水性能や連続使用時間、充電方法などを確認して選びましょう。
長靴・防水用品
川で作業する場合は、滑りにくさや防水性、足に合うサイズなどを確認して選びましょう。水深や流れによっては長靴だけでは危険なため、無理な入水は避けてください。私はうなぎ筒漁では胴長を使用しています。
まとめ|うなぎが獲れないときは原因をひとつずつ見直そう
うなぎが獲れないときは、仕掛けを増やすことだけを考えるのではなく、原因をひとつずつ確認することが大切です。
今回紹介したポイントをまとめます。
- 仕掛ける場所が適切か確認する
- うなぎ筒の入口や設置状態を確認する
- 餌の種類やその漁場に合った餌かを見直す
- 水位や天候の変化に注意する
- 回収時に仕掛けの状態を記録する
うなぎ漁は、毎回同じ条件で獲れるとは限りません。獲れたときも獲れなかったときも、そのときの状況を記録しておくことが、次の漁につながります。
長年の経験を生かしながら、自分の漁場に合った方法を見つけていきましょう。
※うなぎ漁を行う際は、地域の漁業権、遊漁規則、漁具・漁法、禁漁期間などを事前に確認してください。



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