せっかくうなぎを獲るなら、自分で食べるだけでなく、売って収入につなげられたらうれしいですよね。
しかし、獲ったうなぎをどこでも自由に売れるわけではありません。地域のルールや採捕方法、うなぎの状態、買い取り先の条件などを確認する必要があります。
この記事では、長年うなぎ漁に携わってきた経験を生かして、獲ったうなぎの販売先の探し方や、売る前に確認しておきたいポイントを解説します。
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獲ったうなぎはどこで売れる?
獲ったうなぎの販売先として、まず確認したいのは次のような場所です。
1. 川魚を扱う専門店
数は少ないですが地域によっては、うなぎなどの川魚を扱う専門店があります。
天然うなぎを買い取っている店であれば、販売先の候補になります。ただし、すべての川魚店が個人からうなぎを買い取っているわけではありません。
問い合わせるときは、次の点を確認しましょう。
- 天然うなぎの買い取りをしているか
- 個人が獲ったうなぎでも受け付けているか
- どのくらいの大きさから買い取っているか
- 持ち込み方法や受け付け時間
- 買い取り価格や支払い方法
まずは近隣の川魚専門店を調べ、天然うなぎの買い取りに対応しているか問い合わせてみましょう。
2. うなぎの卸売業者・専門業者
うなぎを専門に扱う業者も、販売先の候補です。
ただし、養殖うなぎを中心に仕入れている業者もあるため、天然うなぎを個人から買い取っているとは限りません。
問い合わせる際は、天然うなぎの取り扱いがあるか、必要な数量やサイズなどの条件を確認しましょう。
継続的にうなぎを獲れる場合は、単発での持ち込みだけでなく、継続した取引が可能か相談してみる方法もあります。
他にも問屋さんを通して魚市場のせりに卸す方法もあります。
3. 漁協や地域の漁業関係者
地域によっては、漁協や漁業関係者が買取をしていたり、販売先や出荷先について情報を持っている場合があります。
すべての漁協が買い取りを行っているわけではありませんが、地域の流通事情を知るための相談先になります。
特に、川でうなぎを獲っている場合は、販売先を探す前に漁業権や遊漁規則などを確認することが大切です。
4. 飲食店やうなぎ料理店
うなぎ料理を提供する飲食店も、販売先の候補として考えられます。
1番買ってもらえる可能性が高いです。ただし、飲食店が個人から直接うなぎを仕入れるとは限りません。仕入れ先が決まっていたり、衛生管理や取引条件が定められていたりする場合があります。
直接相談する場合は、天然うなぎの取り扱いが可能か、必要な量や品質、納品方法などを確認しましょう。
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うなぎの買い取り価格はいくら?
うなぎを売るときに、最も気になるのが買い取り価格ではないでしょうか。
しかし、うなぎの値段は一律ではありません。
価格に影響する主な要素は、次のとおりです。
- うなぎの大きさや重さ
- 天然うなぎか養殖うなぎか
- 仕入れ先や販売地域
- 時期や需要
- 買い取り業者の取引条件
天然うなぎだから必ず高値で売れるとは限りません。買い取り先によって評価基準が違うため、実際に取引する前に価格を確認することが重要です。
また、インターネットで見かけるうなぎ料理の販売価格と、漁獲したうなぎの買い取り価格は別物です。
販売価格だけを見て、同じ金額で売れると考えないようにしましょう。
うなぎを売って利益を出すには?
うなぎを売ったお金が、そのまま利益になるわけではありません。
例えば、うなぎを売って売上が発生しても、漁にかかった経費を差し引いて考える必要があります。
主な経費には、次のようなものがあります。
- うなぎ筒やかごなどの仕掛け代
- 餌代
- 漁場までのガソリン代
- 仕掛けや道具の修理・交換費用
- 運搬や保管にかかる費用
実際に利益が出ているか知りたい場合は、売上だけでなく経費も記録しておきましょう。
長くうなぎ漁を続けるなら、どのくらいの経費がかかり、どのくらいの売上になったのかを把握することが大切です。
うなぎを売る前に確認したい注意点
うなぎを獲って売ることを考えているなら、販売先を探す前に確認しておきたいことがあります。
漁業権や採捕ルールを確認する
川や地域によっては、うなぎの採捕に漁業権や遊漁規則などが関係する場合があります。
使用できる漁具、採捕できる期間や大きさ、採捕できる人の条件などは地域によって異なります。
また、釣ったうなぎを自分で食べる場合と、販売目的で採捕する場合では、確認すべき条件が異なることもあります。
漁をする地域の漁協や自治体などに確認し、必要な許可や権利を確認してから行いましょう。
漁業権についてはこちら
【うなぎ漁の漁業権はどうやって取得する?申請方法と必要な手続きを解説】
鮮度と保管方法に気を付ける
うなぎを買い取ってもらう場合の絶対条件は必ず活鰻じゃないと買取って貰えません。弱っていたりすると買い取って貰えない場合があります。
買い取り先によって受け入れ条件が異なるため、どのような状態で持ち込めばよいか、事前に確認しておくと安心です。
販売方法に応じた手続きを確認する
個人への直接販売や飲食店への納品など、販売方法によって確認すべき条件や手続きが異なる場合があります。
うなぎ漁で収入を増やしたいなら、まず販売先を調べよう
うなぎを獲る技術があっても、買い取ってくれる相手が見つからなければ、売上にはつながりません。
そのため、うなぎ漁で収入を得たいと考えているなら、漁を始める前や仕掛けを増やす前に、地域の販売先や買い取り条件を調べておくことをおすすめします。
販売先が決まったら、価格だけでなく、必要な数量やサイズ、受け入れ条件なども確認しておきましょう。
また、うなぎ漁で利益を出すには、仕掛けの費用や餌代、ガソリン代などの経費も考える必要があります。
まとめ|獲ったうなぎの販売先は地域ごとに確認しよう
獲ったうなぎの販売先としては、魚市場、川魚専門店、うなぎの専門業者、漁協や漁業関係者、飲食店などが候補になります。
ただし、どこでも天然うなぎを買い取っているわけではありません。
まずは近隣の販売先に問い合わせ、買い取りの可否や価格、受け入れ条件を確認しましょう。
私は、問屋さんにお願いして魚市場に卸しています。
魚市場で水揚げする場合、サイズが大きければ大きいほど、魚屋さんやうなぎ屋さんより値段がかなり高くなります。
うなぎを獲るには漁業権や遊漁券や漁業規制の確認が必要です。詳しくは地域の漁業組合や自治体に確認しましょう。
ルールを確認せずに獲ると、違反になる可能性があります。



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